肩こりの原因と改善方法

 

肩こりの原因

肩が凝ってしまういわゆる「肩こり」の原因は、肩の筋肉が硬くなってしまうこと(緊張すること)です。
どの筋肉が肩こりになっているかと言うと「僧帽筋」「肩甲挙筋」「棘上筋」「棘下筋」などになります。
筋肉が硬くなる原因は主に2つあります。

1、筋肉を動かすことによる緊張
2、筋肉を動かさないために起こる緊張

1、筋肉を動かすことによる緊張

人は立ったり、歩いたり、運動するなど体を動かすときに、筋肉を伸ばしたり、縮めたりしながら体を動かしています。
筋肉が体を動かす時には、栄養源であるブドウ糖と酸素が必要です。
もし筋力以上に体を動かしたり負担をかけたりしたときには、筋肉細胞内に乳酸溜まってしまい、滞った乳酸により酸素を正常に供給できなくなります。

そして酸素の供給が間に合わず、痛みとして感じます。
乳酸は時間と共に自然排出されますが、長くて1週間程度かかることもあります。

2、筋肉を動かさないために起こる緊張

デスクワークや体を動かさずに猫背や肘を付いて座るなど、同じ姿勢を長時間続けることが、一般的な慢性的に痛みが続く原因です。
筋肉を硬くさせてしまう緊張成分が、筋肉から排出されず滞っている限り筋肉は緊張し続けます。
そして、硬くなった筋肉は伸び縮みしづらいため、さらに緊張状態が続きます。
そして、これを繰り返すことでさらに筋肉が硬くなり、硬くなる範囲も広がってしまい痛みも増してくるのです。
そして筋肉が軟らかい状態の時は、血流は正常に流れていますが、筋肉が緊張して硬くなることにより、筋肉の中を通っている血管が圧迫され血行不良が起こります。

血行不良で血流が悪くなると、血液内の酸素不足になり痛みが発生してしまいます。
運動などで筋肉を動かしている時は、筋肉が伸び縮みして静脈のポンプ運動をしているため、老廃物や緊張させる成分が筋肉から正常に排出されますが、体を動かさないでいると筋肉が緊張し、老廃物や筋肉の緊張成分が筋肉から正常に排出されずに、筋肉はいつまでも緊張状態を維持してしまうのです。
筋肉の緊張を無くす = 筋肉を軟らかくする
筋肉の緊張が肩こりや痛みの原因になりますので、筋肉を軟らかくすれば症状が改善するのですが、筋肉を軟らかくするために、行ってはいけないことがあります。

■ 揉む

温泉や健康ランドやスパなどにあるようなお店でやっている施術を一般的にマッサージといいますが、緊張した筋肉を揉むと筋肉の繊維が損傷して炎症を起こします。

この状態を”揉み返し”といいます。

■ 指圧(強く押す)

マッサージと同じになりますが、筋肉を強く指圧した場合にも、緊張した筋肉を揉むと筋肉の繊維が損傷して炎症を起こします。

この状態を”揉み返し”といいます。

そして強く揉めば揉むほど筋肉は反発して、さらに緊張し硬くなってしいます。
ですから、一般的なマッサージの強さ加減で揉んだり指圧しないと効果がないとか、早く治らないという事自体がすでに現代医学においても時代遅れで間違っています。

一般的なマッサージはあくまで「癒し」・「リラクゼーション」目的であり、治療効果を求めるものではありません。

■ 温める

体を温める事自体は良いと思います。

しかし例えばお風呂などで体を温めても、筋肉の構造上、体の奥の方までは熱が届かないので、表面から約1cm程度の筋肉しか軟らかくなりませんので、一時的な症状の緩和程度の効果なら期待出来ますが、根本的な改善にするにはやはり筋肉自体を軟らかくする必要があります。

■筋肉を無理に伸ばす(ヨガ・ストレッチ)

筋肉を伸ばして軟らかくなるのは、使って緊張した場合だけです。
無理に筋肉を伸ばそうとした結果、最悪の場合には筋肉が断裂(切れる)する恐れもありますので、短期間で早く筋肉を伸ばしたいからと言って無理にストレッチなどをするのはおすすめ出来ません。
また当店の「筋肉は軟らかくなる」とはストレッチして筋肉が伸びた状態のことではなく、筋肉の「質」自体が軟らかいことを指します。

例えると器械体操や新体操、シンクロナイズドスイミングの選手はとても体の可動域が広くて体が柔らかいですが、しかし体が柔らかい選手でも肩に痛みが出たり腰痛になったりするのです。
ですから「筋肉が柔らかくなる(柔)」 ではなく、 「筋肉が軟らかくなる(軟)」 です。

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